2014-06-03 第186回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
○赤池誠章君 教育委員会の特色として、いわゆるレーマンコントロールという、住民統制みたいなことが言われるわけであります。保護者を含めた住民の多様な代表を教育委員会に選任しているというわけでありますから、保護者や住民の生の声を教育委員会事務局が、数が多くなればきちっと整理して集約をした上で、教育委員会会議において議論の俎上に上せていくということは大変重要ではないかというふうに考えております。
○赤池誠章君 教育委員会の特色として、いわゆるレーマンコントロールという、住民統制みたいなことが言われるわけであります。保護者を含めた住民の多様な代表を教育委員会に選任しているというわけでありますから、保護者や住民の生の声を教育委員会事務局が、数が多くなればきちっと整理して集約をした上で、教育委員会会議において議論の俎上に上せていくということは大変重要ではないかというふうに考えております。
それは、一つは、教育委員会というのは、教育の言わば住民統制といいますか、民衆統制といいますか、別の言葉で言えば教育行政における民主主義というこのファクター、それは、住民が選挙によって選ぶということも含めて、住民代表性といいますか、そういう面、つまり教育行政の民主主義、民主化ということですね。
このことは、市町村行政に対する議会を通じての住民統制を不可能にしていくものであり、地方自治の重大な侵害を意味するものであります。まして住民の直接統制としてのリコール権の行使が不可能とされている以上、戦前の官治制度への逆戻りという危機をはらむものと考えられます。また、財政制度についても、これまでは特定事務にかかってきた負担金が、包括的なものとして強制賦課されることになります。
しかも他方、各種公団、事業団の乱設は、地方行政の総合性の確保を困難にし、これらの行なう事業は住民統制が及ばず、ますます複雑混迷の度を加えている。」そしてさらに、これからが重要な点でございますけれども、「以上のような現状を放置することは、地方自治の根幹をむしばみ、危険におとしいれ、新たなる中央集権に連なるものである。